なぜ40代からの起業を推奨するのか
40代の多くは15~20年程度の社会人経験があり、企業でのキャリアで培った知識、経験、人脈に加え、ある程度の貯蓄を持っていることも多く、自己資金の準備のしやすさもあります。
起業資金の一部を銀行融資でまかなう場合でも、起業する分野での経験や実績、自己資金の額なども重要な審査ポイントとなることから、資金調達でも有利になるケースも多いです。
また、40代の多くは、会社員時代に部下を持った経験や、取引先・外注業者との折衝などを経験していることも多く、起業した後もこのような経験は特に活かせると思います。
会社員以外にも、例えば美容師やエステティシャンの方などは独立したら自身のお客さんを連れていくこともできるため、開業当初から一定の売上を見込むことも期待できます。(お客案を連れて独立する際には前勤務先とトラブルがおきないよう注意しましょう)
個人的には、40代で起業するのが、タイミング的には一番良いと思っています。
20代、30代での企業は、大成功できる可能性が高い反面、無謀な挑戦や経験不足からくる判断の誤りも多く見られるため、安定という面では不安があります。
50代、60代での企業は、体力面の不安や過去の成功体験に縛られてしまったり、最新の流行やテクノロジーの進化についていけなかったりと、起業するジャンルによっては苦戦を強いられる可能性が高くなってしまいます。
40代で起業するリスク
40代で起業するリスクは大きく2つあります。
一つは家族の問題です。
結婚して、自身の収入がメインで家族を養っていたり、年老いた親を扶養したりしている場合には、起業することで収入が不安定になるリスクを負います。また、会社員時代と違い、ある程度時間に融通を効かせることはできるものの、トラブル等による緊急対応や有給休暇がないため、良くも悪くも働いて成果がでた分しか収入になりません。
起業当初は、一時的に収入が下がるケースも多いことから、家族とはよく話し合ってから、起業するようにしましょう。
起業した後、お金が稼げなくなったり、家庭を顧みることができなくなったりしたことで、離婚に至るケースや家族関係が悪くなることもあります。そうなると「起業なんてしなければよかった」と後悔することになりますので、十分にご注意ください。
もう一つはキャリアのリスクです。
会社員時代にある程度の地位にいた方が起業した場合、もし失敗しても、以前のような待遇でやとってもらえるケースはほとんどありません。20代で起業して失敗しても、会社員としてキャリアを積む機会は多くありますが、40代となるとそうはいきません。「会社を潰した=能力や人間性に問題があった」と判断される可能性も高いため、よほど強い人脈がない限りは、正社員で雇用してもらえれば御の字で、起業で失敗したら非正規でしか雇ってもらえないことも多々あります。
起業や独立をする前には、家族がいる方は家族とよく話し合い、万が一のリスクも考えて、起業や独立をするか考えてみましょう。
それでも私が起業を勧める理由
私自身、行政書士として起業した感想は、楽しい事と辛いことの比率が今のところ5対5くらいです。
起業スクールや起業コンサルタントのウェブサイトやSNSでは「起業したら明るい未来が待っている」的なことを書いていますが、大きな苦労もなく明るい未来が待っている方は、全体の1割もいないと思います・・・
あの方々は起業する方がいないと商売になりませんから、起業は素晴らしいものであると宣伝しないと商売になりませんからね(笑)
私が今までお話してきた社長さんは軽く300名を超えますが、私の周りの社長さん方は8割が「起業って大変だよ、会社員の方が絶対いいよ」と会社員の良さを力説してくれます。それと同時に、会社経営のやりがいについても熱く語ってくれる方がほとんどです。
経営者は会社員よりも、事業が成功することで、多くの人の人生や社会に対して、影響力を与えることができます。
「やりがい」という部分では、個人的には会社員時代の何倍も感じることができます。また、収入についても、事業が成功すれば、会社員時代の何倍もの収入を得ることができます。会社員だと仕事で成果を出してもなかなか給与が上がらないことも多いですよね。また、中小企業の多くは同族会社で社長の親族が役員や上役を占めていることも多く、このような会社だと、あなたがいくら頑張っても役員以上の出世や大幅な給与アップはほとんど期待できませんよ。
起業後の収入については「年収1億円」はさすがに難しいですが、「年収1000万円」であれば、起業から5年もあれば、十分射程圏内に入ります。これってなかなか魅力的ですよね。
起業をオススメしたい方々
①非正規雇用の方
正直にいうと、30代以降で非正規雇用であるなら、今後、正社員として雇ってもらえるチャンスは多くありません。正社員として雇ってもらえても、仕事がキツい業種や給与が非正規雇用と大して変わらないケースがほとんどです。
それなら、起業してチャンスを掴んでみませんか?
②主婦の方
主婦の方って実は起業に向いているんですよ。
なぜならお金の管理がうまい方や気の利く方が多いから。これは起業するのにとても大切なスキルです!
他にも「私は特別なことは何もできないから」と言う方が多いですが、例えば、
・家事ができれば「家事代行」や「飲食サービス」の仕事
・年老いた親の世話をした経験があれば「見守りサービス」や「高齢者の話し相手」の仕事
・普段SNSをよく使っていれば「SNS運営代行」や「アフィリエイト」
といったジャンルで起業する主婦の方も多くいらっしゃいます。
最近では、個人事業主として、在宅でいろいろな企業の事務代行や秘書代行などを掛け持ちで、子供と一緒の時間を多く確保しながら、会社員よりも稼ぐ主婦もいらっしゃいますよ!
③手に職がある方
理・美容師さん、建設系の職人さん、調理師や飲食店に長くお勤めの方などは、雇われていても現場にいる限りは収入アップは難しです。また、裁量が少なく、会社やお店のやり方に不満を持つことも多いでしょう。
もしあなたが、3年以上の経験があれば、十分に独立してもやっていけると思います。また、1年程度の経験があれば、やり方次第では独立してうまくやっていけるチャンスがあります。
④勤務先の経営が危ういと感じている方
会社の経営が悪ければ、あなたがいくら頑張っても、給与などの待遇に反映される可能性は低いです。
また、会社が潰れた後で就職活動をしたところで、一般的には「潰れた会社」で働いていた従業員は高く評価されません。会社が潰れた原因のいくらかは、従業員にも責任がありますからね。
⑤「起業したい」という強い意志のある方
何はともあれ、起業して成功する方は皆さん例外なく「強い意志」を持っています。
あなたがどのような状況であれ「起業したい」という強い意志があれば、できるだけ早く起業することをオススメいたします。時間は限られていますからね。
①から⑤までにあてはまらなくても、起業したい方はお気軽にご相談ください。
ちなみに、私は①のケースで起業しました。起業した理由は、
・新潟に31歳で移住してきたけど、学歴も誇れる職歴もない
・小さな子供がいたので土日休みで、かつ、子供に配慮してもらえる職場がいい
こうなると、正社員はまず無理です。
運よく行政書士事務所のパートで雇ってもらえましたが、3年間働いても試験に合格できずに退職。
その後、正社員として働くも、実家の親がガンになり、実家との往復が続き、転職したばかりで介護休暇もとれず退職。
非正規で働いても、年齢を重ねるにつれ、苦しくなっていくことがみえていたので起業することを決意。
とはいえ、大した経験もスキルもないことから、資格を取ろうと思い、調べた結果、自身の能力・経験、手持ち資金、家庭の事情を考慮して、行政書士で起業することを決意。仕事も辞め、しばらく勉強に専念できたことで、行政書士試験に運よくギリギリで合格。そのまま開業しました。
開業後の話をすると長くなるので、省略しますが、資格をとっただけでは、起業はできても「食えません」ので気を付けてください。(資格の勉強とお客さんを集めたり会社を経営したりするのは別のスキルなので…)
起業で失敗しないためには
起業で成功する秘訣は「正しいやり方」で「たくさん行動」することです。
正しいやり方を知っていても、行動に移さなかったり、行動が少なかったりすると、成功できません。
代表的な例をあげると「起業準備中」とか言っていつまでたっても起業しない方です。
反対に、たくさん行動しても、正しいやり方を知らなければ、こちらも成功できません。
例えば、安い賃貸アパートに住んでいる方に対して、値上がりが確実視されている投資用マンションを案内しても、そもそも購入できません。
極端な例かもしれませんが、似たようなケースは現実にたくさんあります。
「正しいやり方」を学ぶ方は結構たくさんいらしゃいますが、それを行動に移せる方は意外と少ないです。また、行動に移してみても、短期間で結果がでなければ、大した検証もせずにすぐ諦めてしまう方も大勢います。
起業すると決めたのに、大した努力もせずに諦めてしまうことは、会社を途中で潰してしまうより、私個人としてはとてももったいないと思います!(一度は会社を潰してもそこから再起して大成功している経営者はたくさんいます)
ぜひ、私のところで正しいやり方を学んでください
当事務所では、起業したい方に対して、起業前の準備から事業開始後の伴走支援や外注サービスまで、単なる知識やノウハウの提供ではなく、あなたの将来的な利益につながるサービスを提供しています。
【当事務所で提供できるサービスの例】
- 起業前相談(起業するべきかどうかを忖度なしでお伝えします) ※初回1時間無料
- 家族に起業を納得してもらうための家族会議への参加 ※場合によっては夫婦での起業もありです!
- 起業準備のサポート(物件選定、機器や設備の選定、従業員採用支援など)
- 会社設立手続き代行
- 起業講座の開催(会社経営に必要な知識が1日で学べる)
- 営業許可の取得代行
- 資金調達支援(銀行融資や補助金の申請代行)
- 伴走型支援サービス ※詳細はこちら
- 外注サービス ※詳細はこちら
起業した後に、本音で相談できる人がおらず、悩みを抱えすぎて鬱になったり、間違った方向に進んでしまい倒産してしまったりするケースは後を絶ちません。
当事務所では、起業案件については、必ず最初に無料相談を受けていただきます。
なぜかというと、私はそもそも、私が関わった案件でお客さんが不幸になってしまうのは絶対にイヤなので、無料相談の段階で、起業に向いていない方や起業すべきタイミングでない方に対しては、当事務所ではその後のサービスをご提供できない旨をお伝えさせていただきます。その際には、その理由までもちろんお伝えさせていただきます。
もちろん、私の判断が絶対に正しいとは言えませんが、私が起業を勧めない場合には、少なくとも成功する確率より失敗する確率の方が高い理由はご説明できます。
大切なものは失ってから気づいても遅いですからね。
当事務所の強み
- 私自身が現場仕事から総務経理の仕事まで幅広く経験をしてきている
- 企業支援専門の行政書士として200社以上の仕事をこなしてきた実績
- 個人事業主から売上300億円超え企業までサポートしてきた経験
- 支援してきた業種は20業種以上
- 獲得してきた融資と補助金の累計は2億円超え、新規事業の立ち上げに強い
- ホームページやチラシなども内製化でき集客に強い
- 行政書士としての売上は全国で上位10%に入る水準を維持
- 新潟に地縁も血縁もない状況から現在のポジションを確立
- 簿記の資格を持ち、仕事で見てきた決算書の数は100社以上、だから数字に強い
ちなみに、よく起業コンサルタントの方とかいますが、その多くは一部のトップコンサルタントが教えていることや、その方が出した本の内容を、知識の少ない起業初心者の方に高値で販売しているケースがほとんどです。
成功例とかお客様の声とかをウェブサイトに掲載していることも多いですが、成功例以上に成果のでなかった例もたくさんあることにご注意ください。
また、行政書士やその他の士業(税理士など)だからといって、私と同じ起業支援ができるわけではありません。
行政書士や税理士などの士業は、それぞれ強みや得意分野が違います。なかには「勉強で得た知識」だけでアドバイスなどをしてくる士業もいますが、知識が偏っていたり、仕事の現場や会社の実態をしらなかったりするケースもあるので、私に依頼しない場合でも、必ず「お金」と「集客」に強い士業などの専門家に支援を依頼するようにしてください。
長くなりましたが、ここまで読んでいただけたのなら、あなたは起業することにとても強い関心があることでしょう。
そんなあなたには、ぜひ、無料相談を受けてみてください。
そこで無理な勧誘や押し売りなんてしませんよ。
お申込みは電話またはメールからお願いいたします。
最初は無料なので、ぜひ、お気軽にご連絡ください。
無料相談はお電話かメールでお申込みください。